
競技選手を引退し10年経った30代の男性。久しぶりに会うと、ちょっとふっくらしていましたが、まだまだ筋肉はしっかりしていました。
ただ目の下のクマがしっかりと出ていたので、心配になり訳を聞くと、営業職についてから休みがなかなか取れず忙しいとの事でした。
睡眠も十分でなく眠りも浅いとの事でしたから、久々に運動してみては、と勧めました。本人も転職して以来、運動らしい運動をしていないので、やってみたいと思うけどなかなか身体が動かないので躊躇しているようでした。
軽くで良いからとその場では伝えました。
実はこの運動、疲れているのに更に身体を動かすのは逆効果と思われがちですが、身体の硬直を取り、血行不良を改善してきちんとした眠りを誘います。
それだけでなく、疲れたままに休むと疲れのもとである乳酸等が身体に深く残ってしまい、浮腫を次の日まで残してしまったり、免疫力が低下してしまうこともあります。
運動内容としては、有酸素運動が効果的です。ジョギング、水泳などが効果的です。時間としては1時間以内の運動が最適ですが、15分程度のウォーキングでも十分に効果が得られます。
更にストレッチやマッサージも入れてもらえれば早い改善が見込めます。
ストレッチも背中の筋肉、太腿の筋肉を緩めるような事を中心に行うと良いでしょう。
今はストレッチポールやマッサージボール等簡単に身体を緩められる道具もありますので、適度に使って、痛気持ち良い程度に身体を緩めると良いでしょう。
道具も身体に合ったものが良いので、硬さと大きさを考えて購入して下さい。あくまで痛気持ち良いがポイントですので、実際に身体を乗せてみて、痛みが無いくらいが適切だと思います。
身体を動かす時間帯も注意が必要です。
今は24時間ジムなどもあり、いつでも身体を動かす事ができますが、出来れば休む3時間前には運動が終わっていると理想的です。
良く1番運動する最適な時間を聞かれますが、眠りの事を考えると夕方が疲れも取れるベストな時間と言えます。
またお腹がいっぱいなで運動も身体には悪いので、食後1時間は最低でも空けて行ってください。
また、睡眠には飲み物にも注意が必要です。
ご年配の方には有りがちですし、不眠気味の方もそうなのですが、カフェインの取りすぎということも不眠症を引き起こす原因になります。
コーヒーは当然ですが、緑茶にもカフェインが含まれています。出来れば夕方前にはカフェインを含む飲み物を避けていくと不眠改善につながります。
最後に今一番眠りを妨げているものとして、睡眠前のスマートフォン使用というものがあります。
寝る前にちょっと動画をなど、ブルーライトを浴び続けると脳が活発に働いてしまい、不眠の原因となります。
またその効果は数日に渡るという研究もありますから、出来るだけ寝る前には、あまり観ないことをオススメします。どうしてもという場合は画面の光度を下げて少し暗くすることが良いでしょう。
